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2009年8月22日土曜日

スナッフ・フィルムで教育

X51.ORGのある記事を見ていて子どもの頃の記憶が甦り、ある事実に気付きました。

スナッフ・フィルムについての記事を読んでいて、その中で『THE MAN BEHIND THE SUN - 黒い太陽731』という映画が紹介されていました。

リンクだけを貼ってもいいのですがグロ満載なので文章を転載させていただきます。

1988年、。牟敦芾監督(香港)。日中戦争における関東軍石井731部隊の行ったと言われる人体実験等をスプラッター風に描いた作品。その残酷描写はまた徹底しており、氷付けの手に熱湯をかけて肉を丸ごとはぎ取る、ガス室に親子を閉じこめて殺す、減圧室に男を閉じこめ肛門から脱腸させる、ネズミ数百匹を(本当に)一気に焼き殺すといった惨たらしいシーンがひたすら続く。この映画が特に話題になったのは、少年の解剖シーンである。
公開当初から、その余りにもリアルな映像から実際の死体が使われているのではないかという噂を呼んだが、後に監督その事実を認めた。監督によれば、撮影中、病院に少年の死体を"予約"し、死者が出たタイミングで、実際に死体を入手して死体解剖を行ったのだという(また実験で死んだ遺体が次々と焼却炉に放り込まれるシーンでも、実際の遺体が使われていたのではないかといった噂が流れたがこの真偽は不明)。なおこの映画については反日プロパガンダ作品と評されることもあるが、突き抜けた残酷描写の衝撃性はもはやその主題さえ忘れさせ、モンドや、エクスプロイテーション作品として認識されることも多い。
出典(グロ注意)

この記事を読んで思い出したことがあります。
子どもの頃、「小学校の授業で人が腕の肉を剥ぎ取られたり、ガスで殺されたりする映画を見せられた」と言う知人がいたのです。その子は血の気が引いて卒倒寸前になり保健室に運ばれたとか。その映画がまさに『黒い太陽731』だったです。
ネットで少し噂を調べてみると、さすがに小学校で見せられたという人は私の知人の他には見当たらなかったのですが、中学や高校で見せられた人はやはり少なからず存在するようです。その当時の日教組の方針で、このグロテスク映画が教材として推奨されていたのかもしれません。

反日教育がどうとか、史実に基づいていないとか、倫理とかそんなことを言いたいわけではありません。超現実的な奇聞の数々の中に、私の現実の記憶と繋がるものがあったことに息を飲んだのです。

この映画は厳密に言えばスナッフ・フィルムではないのですが、一部に本物の死体を紛れ込ませているスプラッター映画という点で、それに近いと言えましょう。実際、猫や鼠を生きたまま殺していますし。
そのようなスナッフ・フィルム紛いの映画を教育現場で子供たちに見せているという異常事態は、中途半端なオカルト話や都市伝説よりもショッキングであり、X51.ORGで紹介されても見劣りしない奇談ではないでしょうか。

かつて一部の趣味人が裏世界でどうにか手に入れてひっそりと楽しんでいたスナッフ・フィルム。それを日本では教材として使用している。なんとも珍奇なお話です。

後々嘘のようなホントの話として語り継がれていくのではないでしょうか。


ちなみにこの問題の『THE MAN BEHIND THE SUN - 黒い太陽731』はニコニコ動画にアップされています。


なぜか削除されずに半年も残っています。
グロ注意ですので、苦手な方は見ないで下さい。part1