フロイト、クラフト=エビング、ラカン、マニャンなど
過去の偉大な心理学者の研究を引用しながら、
サディズム、マゾヒズム、露出症、窃視症、服装倒錯など
性倒錯の中では比較的メジャーな倒錯について書いているもの。
コンパクトによくまとまっていて、
「性倒錯とは」ということを改めて知るにはよい本。
性倒錯について知ることは、
単に奇妙な性欲を持っている人について知ることではない。
それは特殊な性質ではあるが、
人類のある割合で共通する人間心理であり、
心の深奥を知る手掛かりとなるものなのです。
今後何回かに分けてこの本の内容の紹介をするとともに、
私の解釈や考えを書いていきます。
![性倒錯─様々な性のかたち (文庫クセジュ) [新書] / ジェラール ボネ (著); 西尾 彰泰, 守谷 てるみ (翻訳); 白水社 (刊) 性倒錯─様々な性のかたち (文庫クセジュ) [新書] / ジェラール ボネ (著); 西尾 彰泰, 守谷 てるみ (翻訳); 白水社 (刊)](http://ecx.images-amazon.com/images/I/41N3jO9KtxL._SL160_.jpg)